たたき上げ?のカラヤン

日本で最初の人工港、「袖の湊」を作ったのが平 清盛。
このことに感謝の気持ちをこめ作られたのが博多松囃子。
江戸時代には、博多松囃子は福岡城へ福岡藩の藩主を表敬するため正月15日に赴く年賀行事として行われ福禄寿・恵比須・大黒天の三福神と稚児が松囃子の本体となり、
これに博多の各町・各人が趣向を凝らした出で立ちや出し物で続き、これを「通りもん」と呼んでいた・・・。


福岡では5月3日、4日と動員数で日本最大級と呼ばれるお祭り
「博多どんたく港まつり」が開催されていました。
どんたくが「港まつり」と呼ばれているということを
初めて知ったのですが、人工港を作ってくれたお礼にと始まったことが
どんたくだったのですね。
そして博多名物「通りもん」のお菓子の名前もここから来ていたなんて。

みなさん、こんにちは。
コンセルアベイユのみつばちです。
お久しぶりの登場です。
約一ヶ月のご無沙汰でございました。

月日の経つのは早いもので、みつばちがブログをさぼって一ヶ月。
平 清盛が没して300年余。
そして、そして!西日本オペラ協会コンセルピエールでは11月の「フィガロの結婚」に
向けて練習が始まっています!

歌手のみなさまはそれぞれのお稽古。
生活そのものが訓練、鍛錬の日々でもあるわけですが
そろそろ合同練習という時期でございます。

この練習の時に活躍していただくのが「コルペティートゥル」

(通称コレペティ)と呼ばれる職の方。
何をするかと言うと、各配役に対して、実際の公演の時のオーケストラの音をピアノで演奏し
歌手の譜読みに発音の矯正の手助けをして下さる方だそう。
練習のたびにフルオーケストラで音を合わせるということは
なかなか難しいということでこういう特別な職業ができたのですね。

実際のオーケストラの各楽器の音をピアノで表現しつつ
指揮者がどういう音楽にしたいかということまでわかっていて
歌手のみなさまに理解を深めていただくお手伝いをするそうなのです。

オーケストラの音をピアノひとつで?と思うのですが
オーケストラにある打楽器、弦楽器、管楽器の音をピアノの
弾き方で表現してしまうのだそうです。


現在はコンクールで入賞し、指揮者になるということが
多いそうですが、カラヤンやショルティもこのコルペティートゥルを経験し
指揮者になったとか。
いわゆる、キャリア組ではなく、現場でやってきました、たたき上げの
指揮者です、なんて感じなのでしょうか。

さて、「フィガロの結婚」のチケットは
5月27日より発売でございます。

よいお席で!という方は是非、カレンダーに印をおつけ
いただき、27日の発売開始に備えて下さいませ!

●2012年11月29日(木)西日本オペラ協会50周年記念公演 「フィガロの結婚」
              全4幕の原語(字幕スーパー付き)
アクロス福岡シンフォニーホール
18:30開演(18:00開場/終演予定21:20)
 
入場料:指定S席6000円
    指定A席5000円
    自由席3000円
    自由学生席2000円
 
    当日券は上記金額に500円増しとなります
    未就学児のご入場はご遠慮下さい
    託児サービス(有料)をご利用頂けます
 
チケットお問い合わい合わせ:
アクロス福岡チケットセンター ☎092-725-9112
チケットぴあ[Pコード:166-735] ☎0570-02-9999(音声認識またはPコード予約)
西日本オペラ協会事務局 ☎092-801-7511